難しいからこそ面白いのです。

消灯後のスマホ操作は、画面が発する光で睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンの分泌量が減り、自然な眠りに入れず浅い眠りのまま心身の疲労が回復せず気だるい朝を迎えるそうです。気をつけましょう。

 

そんな暮らしのワンポイントアドバイスを入れたところで、17日は四日市のカフェarさんにて出張珈琲&落語でございました。

心配された雨も降らず、大盛況。

おしゃれな人、かわいい人がたくさんで、目の保養、楽しい1日となりました。

珈琲はと言えばたくさんの方に飲んで頂き、美味しいと言うお言葉を頂戴致しました。ありがとうございました。

 

さて、落語です。

14時と18時、二回の高座。

まず最初は「時そば」。

過去二回の時そばの成績は一勝一敗。

しかし今回はいけるはず!という根拠のない自信でチョイス。

しかしここにも落語の魔物は住んでおりました。

ダダスベリ。全くの摩擦抵抗ない感じでスーっと滑り壁に激突。

終わったあとは傷が深すぎてしばらく立ち上がれませんでした。

 

しかしまだ二回目もあります。

このまま何もせずうじうじしてるわけにもいきません。結果を分析し対策を練ります。

いろいろ考えた結果、最大の要因は落語初心者の方が多かったこと。

只でさえ屋外で雑音も多い環境、慣れた人でも集中して聴いていないと気が散ってしまうところで、尚且つ初心者となると全く入り込めなくても当然と言えば当然。

そしてもうひとつは高座からお客様がみんな離れて見ていたことも。

そこで二回目は、出来るだけ高座のお近くに集まっていただき、お客様にも只聞いてるだけでなく一緒に噺の中に入っていただけるようまくらで懇願。

その甲斐あってまくらからお客様の反応がよい!

ノリノリで二回目の演目、「禁酒番屋」に入っていきます。

細かいくすぐりにも反応があり、気持ちよく後半の小便屋のくだりに。

「燗をしてきた」、「泡立っておる」、のこの噺のくすぐりの見せ場でもしっかり笑いを頂戴しサゲへ。

見事に決まり気持ちよく高座を降ります。

いやー、良かった。

時そばのあとはもう穴があったら入りたい状態でしたが、なんとか禁酒番屋で持ち直しました。

つくづく落語は難しい。

しかし、だからこそ面白いのです。

 

次は今月31日、伊勢のFOLK FOLK COFFEE さんにて出張珈琲&落語です。

みな様ぜひ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です