意外なところから何事もくるね。

BS11の喬太郎のイレブン寄席を毎週観ておりまして、今日録画してたのを観たんですけど林家たい平師匠が面白かった!

正直たい平師匠は笑点でしか見ないのですがあまり好きではありませんでした。

しかし今回の禁酒番屋は面白かった。

もともとこの噺は結構好きなんですけど現代風のアレンジもあり、そしてさりげない台詞回しが妙に可笑しくセンスを感じて面白かった。

桃月庵白酒師匠も出ておりましてテレビで見たのは2回目。前回は喧嘩長屋で今回も喧嘩長屋でした。

初めて見たときはあまりピンとこなかったんですが今回はなんか面白かったなー。

録画は消去したんですけど、今更ながら消さなきゃ良かったと後悔しております。

それにしてもまだまだ面白い人はおりますなー。

音楽でもなんでもそうなんですが自分の性格上、あまり幅広く観たり聴いたりする方ではないのですが、落語はもっと色々聴かないとね、と思った41の夜。

 

明日から3月。

3月もいろいろありますよ。

音楽に落語にコーヒー。

また改めて書きたいと思います。

3月もよろしくどーぞ。

歳を重ねるということは悪いことじゃないとつくづく思うのであります。

 

志の輔師匠がピンチのようで、早速ガッテンを見ました。

僕には言われるような過剰な表現はなかったように思いましたけどね。

とにかくすぐに騒ぎ立てる世の中が嫌いです。

 

てな訳で、歳を取るごとに1年が短くなっていくという感覚があります。

1日を、生きてきた年月分の1だと考えればそりゃ短くなるよねということですね。

歳を取るのが嫌だと言う人がおります。

特に女性には多いのではないでしょうか。女性はいつまでも若々しくいたいと思うようです。

なんでも女性に恋愛対象の年齢をアンケートしたら、20代の女性なら20代の男性、30代の女性なら30代の男性と、同世代が良い、と言うのが比較的多かったようですが、男性の場合はどの世代も20代の女性が良い、となったようであります。

要するに20代の男性も20代の女性が良いし、50代の男性でも20代の女性が良い、と答えたと。

そりゃ高橋ジョージさんも加藤茶さんも若い人にいくよね、ということでしょうか。女性は大変ですね。

しかし実際どうでしょうかね。

僕は女性も歳を重ねて魅力が増すと思います。経験を積んで知性を感じる人は素敵。

それを自分に置き換えると、今の自分にはまだまだ経験も知性も足りないわけで、そうなると早く歳を取って経験を積んだ自分になりたいなと思うわけであります。

こないだテレビで堺正章さんを見ました。

めちゃくちゃオシャレなファッションで立ち居振る舞いも知性に溢れて、なんて素敵なお年寄りだろうと震えましたね。

ショーケンも今めちゃくちゃカッコいいしね、目指すのはあんな風に年齢を重ねること。

要するに大事なのはどういう風に生きるか、ということ。

今はとりあえずそこに向かってガムシャラに生きる。

やりたいことにはドンドンチャレンジして、失敗して学んでいきたい。

そんなことを思った昨日の41歳の誕生日でございました。

 

 

 

どんなに変わっても、芯の部分では変わってないんだよということが理解できないならもうしょうがないと諦めるしかないのでございます。

「恋人」と言って思い出すのは、なんといっても五輪真弓でしょう。

あの前奏は鳥肌ものです。

まれに「恋人」はマーチン(鈴木雅之)だよ!という人がいらっしゃるでしょうけど、やっぱり五輪真弓。正しいタイトルが「恋人よ」だとしても。

なんのこっちゃですが、世代によって「恋人」の呼び方が違うということで、最近ちょっと話題のようです。

60代以降は「アベック」、50代より下は「カップル」と呼ぶ人が大半。

で、20代から出てくるのが「リア充」。

20代ではこの呼び方をする人は10何%らしいですが、10代になると50%近いようです。

「リア充」ってリアルが充実してる人のことを呼ぶんですが、なる程、18歳から34歳の男性の7割に恋人がいないと言われる昨今、恋人がいることがすでに「リア充」なんだと言うことなのでしょうか。

まあ実際この呼び方が定着するのかどうかはさておき、時代の変化とともに言葉も変わっていくということですね。

僕もこの年になるとなかなかイマドキってのが理解できないのが実際のところではあるんですけど、理解はできずとも「そういうものだな」と受け入れるだけの度量は持ち合わせてないといけないとは思っております。しかし最近の、コーヒーのハンドドリップのことを「プアオーバー」と呼ぶのは未だに抵抗がある、明日で41歳のヒゲメガネでございます。

 

てなわけで、どんなわけかよくわかりませんが、あ、今書いてて思ったんですが文章を書いてる時によく使う言葉ってあると思うんですけど僕の場合、「てなわけで」が多いような気がしますがいかがですか?

てなわけで、こないだの月曜日、名古屋のアンティークショップ「STORE IN FACTORY」さんで出張コーヒー&落語でございました。

http://www.magic-children.com/category/news/n-factory/

出張コーヒーはもう何度かお邪魔させていただいておりますが、落語とセットは2回目。

今回も昼と夜、2回の落語があったんですが、当初の予定では同じ演目を演じる予定が、昼の部でお客様の顔を見て演目を変えるというプロみたいなことをしてしまい見事にイマイチでした。

 

いやー、ただでさえおぼつかないのにそんな生意気な真似をしてはいけません。身の程を知れ。反省。

しかし恥はたくさんかいたほうがよい、とポジティブに捉えつつ進んでいきたいと思っております。とりあえず10年後くらいに「まあ悪くないね」と言われることが目標。

 

それにしてもやっぱりファクトリーさんは魅力的。今回もいろんな方とお話できて刺激をいただきました。

とくにオーナーの原さんとの終演後のトーク。メジャーとマイナーについてのお話。

とにかく僕らはメジャーになりたいと常に思っていて、ケディの店づくりを見ているお客様は「マイナー路線でしょ?」と解釈される方もおりますがそうじゃない。

目指すところはあくまでメジャーの中でのマイナーな存在であって、マイナーの中のメジャーではないのです。

そういう意味でファクトリーさんというのはマイナーなアンティークの世界を一般的に浸透させている、まさしくそういう存在であって、僕らにとって数少ない目指すべき存在なのです。

しかし勝手にマイナー路線でしょと解釈してしまった人にとっては広く受け入れられるようになると離れていく人も多いのは事実。

しかし信念を持って自分の目指すところへ向かっている人にとっては、そこはどうでもよかったりするんですよね。僕らもそうありたいと今は強く思っております。

 

原さんの言った一言。

「時間がかかってもホントに良いものは売れる。」

そう思います。頑張ります。

そんな素敵なファクトリーさんでの出張、次回は4月の予定です。

また詳しい日程が決まりましたらご連絡いたします。

どうぞよろしく。

クリックしたい。

はい、久しぶりです。

フランス・ヨハンソンさんの『「クリックモーメント」の掴み方』と言う本を読みまして。
クリックモーメントっていうのは簡単に言うと、人生においてチャンスを掴む瞬間があってそれを掴むこと、みたいは感じでしょうか。

アップル、マイクロソフト、スターバックス等々、現在の巨大企業であっても、その飛躍の瞬間は些細な出来事や偶然だったりしたようで。

例えばスターバックス。
元々コーヒー豆やコーヒー器具を売っていたスターバックスのハワードシュルツ氏は、コーヒーの器具の展示会を見にイタリアに行き、たまたま見たバルのエスプレッソ文化に触れてスターバックスでもエスプレッソカフェを開くことを考えた。
いわゆる「閃き」。
この本で言うところの「クリック!」

まだアメリカにはなかった文化を持ってきたんだけど、ただ単純に展示会に行くだけではバルには目がいかなかった訳で、ここで分かるのはチャンスを掴むには常に好奇心を持ち、実行に移す行動力が大事だということ。

この本にはもっとたくさんの事例が紹介されていて、とても面白く読めます。
そしてこれを読むことで一瞬に訪れるチャンスを掴むことの大切さを痛感します。

クリックモーメントっていうのは突然訪れるもの。
自分もそんな瞬間が何度かありました。

落語もそうでしょう。
お客さんに「一緒に落語やりませんか?」と言われた時に「いやー、知らないんで無理です。」なんて言ってたら、大橋トリオさんにツイッターで突っ込まれることもなかったわけで。

一つ動くと思いもよらない方向に物事が進んでいくことって往々にしてあることなので、大事なのは迷わずに行動すること。
これが本当に大事だなあとつくづくこの本を読んで思い知りました。

この本、ポイポイ師匠に借りたんですけどこの本の一番の功績は、人生を変えるチャンスの瞬間を「クリックする。」という言葉に言語化出来たことだよね、とポイポイ師匠と話しておりました。
クリックモーメントっぽい出来事があったときに「クリック!」と叫ぶのが密かなブームです。

そんな訳で皆様も何か人生変えちゃうほどのチャンスが来たときは「クリック!」と叫んでみてはいかがでしょう。

どんな小さなことでもいいから、まずは自分のやるべきことに時間を費やさないと。

松本伊代さんと早見優さんが線路で写真撮って世間が大騒ぎしております。

なんだかもう息苦しい。生きづらい。

君は天使じゃなく俺だって聖者じゃないんだぜって浜省が歌っておりましたが、ええ?おめえらはなにも今までに悪いことしたこたねーんだな?おう?

道端で100円拾ってポケットに入れたこともなければ、横断歩道を赤信号で渡ったこともないんだな?

そりゃやっちゃいかんことはやっちゃいかんけど、わざわざみんなでよってたかって批判するほどのことじゃねえよ!ネットで書き込みする人ってよっぽど暇なんだな!

なんてことを誰かが言ってたような言ってなかったような。

とにかく、最近なんでもかんでも大騒ぎしすぎです。窮屈でしかたがありません。

そんなことよりも世の中には大騒ぎしなきゃいけない大事なことが山ほどあります。

有意義に時間を使いたいなと僕はいつも心がけております。

 

そんなわけで2月も3分の1が終わってしまいました。

完っ全にブログのペースが落ちております。

昨年末、自分にブログ更新の課題を課すことで自らを奮い立たせ、時には一日7更新という無茶もしました。内容の薄い濃いはともかくとして、「書いてる!」という充実感はあった。

そして今年、真価が問われるのは、強制力を失った後にどれだけモチベーションを維持できるか、ということ。自分は出来る。年末ほどのペースじゃなくても3日に1回くらいなら。

そう思ったのも束の間、1月のかなり頭のところで「あ、俺出来ない?」。

びっくりするくらい書けません。年末に散々無理したからでしょうか。

本当に文才の無い自分、そして追い込まれないと出来ない自分を痛感しております。

そもそも考えてみたら、そんな自主的に目標を設定してそれに突き進める性格ならコーヒー屋なんてやってません。今頃公務員にでもなっているはずです。

悲しいかな、いい加減な性格だからこそ今カフェをやっており、いい加減だからこそ目標を設定しないとできないのです。

そんなわけで、今ここで月に10回とかの目標を立ててもいいんですが、とりあえずやめといてポイポイ亭師匠に相談してみます。

大きく羽ばたきたい。でもあまりに縛られるのは嫌なのです。

 

そんなこんなで今月20日はストアーインファクトリーさんで出張コーヒー&落語、です。

大きな倉庫にアメリカで買い付けた家具や雑貨が所狭しと並ぶ名古屋屈指のアンティークショップ。こんな素敵なところでコーヒー淹れたり落語させていただけるなんて幸せです。

そして落語ですが、こないだ発表した新作落語、「かまくらグレイ」もなかなか好評でしたので今回もお披露目したいと思います。

原作のharuo氏も、多少のダメ出しはあったものの、全体的には世界観を表現出来ていたと褒めてくれました。

これは大橋亭トリオにとって大事な噺になりそうです。人情噺です。

素敵な空間と合わせてぜひ、ワタクシ大橋亭のコーヒーと落語、お楽しみください。