先月末は伊勢のフォークフォークコーヒーさんにて落語&コーヒーでした。
落語の演目は「芝浜」。
まあワタクシが一番最初に覚えた噺が芝浜だったんですが、このときは自分流にアレンジしてコーヒー屋の設定だったので、魚屋で演じたのは初めてでございました。
参考にさせていただいたのは柳家さん喬師匠。
芝浜のおかみさんって結構きつめの性格で演じられる方が多いのですが、さん喬師匠はすごく控えめな性格でやられてて、ワタクシはさん喬師匠の芝浜が一番好きなんですねえ。
そしてまたフォークフォークコーヒーさんはウェディングも併設されておりますので、夫婦愛を描いた芝浜がバッチリ合うなということもありましてね。
出来はどうだったかというと、割りと良かったんじゃないかと思っております。
ただまくらが長すぎました。
自分でも長いなと思ってましたが、喋りたかったんですよ。
でもね、ちゃあんと空気を読まないと駄目だなと反省。
お客さんの空気をね。
実際まくらで帰られたお客さんもおりましてね。
これはなかなかへこみます。
でもこういう経験を重ねて人は成長していくんだろうなあと思ったりしてね。
そんなこんなで日々成長していく大橋亭にどうぞお付き合いください。