落語マラソン2018 第1回 大橋亭トリオ独演会が無事終了致しました。

ひょんなことから始まった「落語マラソン2018」。

9月まで月2回づつ開催致します。

 

特に誰も求めていないこの頻度。

 

しかしやると決めたからにはやり通します。

 

今回はケディで初めて、演者がワタクシ1人の落語会。

 

奇しくも大橋亭トリオの独演会となってしまいました。

 

他に出演者がいたらともかく、ワタクシ1人を観に来てくださるお客様がそんなにいるわけない、と。

 

下手するとこれ、嫁のyucco1人の前で落語2本やることになるやもしれん。

 

これはワタクシにとっても、はたまたyuccoにとってもまあまあの地獄だと。相当にキツイ。

 

てなわけでございまして、最悪その状況でも落語をやるモチベーションを上げるにはと考えたのがライブ配信でございます。

 

4月に東京のストリートでも少し配信しましたが、今回のように割りとしっかりと告知をして臨むのは初。

 

ライブ配信するなんて相当の緊張感ですが、yucco1人の前で落語する地獄を考えたら配信のがずっとましでございます。

 

そうしていざ開場。

 

すると、お馴染みのお客様がどんどん来てくれるではありませんか!

 

近くの方、更には安城から、名古屋から。

三重県からも来てくださってもうびっくり。

 

完全に誤算、嬉しい誤算です。

 

こんなに来てくれるならライブ配信なんて言わなきゃ良かった、と思わなくもなかったですが告知したからにはやるのが大橋亭でございます。

 

インスタライブ敢行です。

 

今回は独演会なので2本やった方が良いよねとyuccoに言ったら、「1本でいいんじゃない?」と。

 

これはワタクシを気遣う優しさとかではなくて、単純にワタクシの下手くそな落語なんて1本でお腹いっぱい、の「1本でいいんじゃない?」です。

 

きっと志の輔師匠の落語なら10本でも20本でも観たいはずですから。

 

しかしこんな身内の蔑みにもへこたれず2本やります。

 

演目は、まずは「時そば」。

 

夏になるとあえてやりたくなる冬の噺を1本目に。

 

この噺は大橋亭的にはお馴染みなのですが、この度の落語マラソンはお馴染みばかり、同じ噺を繰り返してひたすらブラッシュアップしていくという目的もあるので、敢えて新しい噺はやらないと決めております。

 

ですので何回か披露しますが、そういう狙いでございますのでお付き合いくださればと思います。

 

で、「時そば」です。

 

久しぶりにやったのですが、下手は下手なりになかなか伸び伸びとやれたかなと思っております。うん。

↑「これうどんでしょ!」のシーンだと思います。躍動してますな。

(写真はnanako henmiさんです。)

 

演じてて気持ち良かったです。

 

ただ、見終わった方で、「もっと暴れても良い」みたいな感想もいただいたので、次の噺はもっと行くぞと決意。

 

そして約15分のインターバルをおいて次の噺へ。

 

先月にストアーインファクトリーさんにて初披露した「徂徠豆腐」を。

 

2度目の披露ということとホームでの落語ということで、前回よりも落ち着いて演じることが出来ました。

↑荻生徂徠に再開したときのシーンでしょうか。躍動感ありますな。

(photo by nanako henmi )

 

こちらの噺は本当にワタクシが大好きな噺でやりながら自分で泣きそうになるんですが、今回は観てくださった方から「ぐっときました!」という感想をいくつかいただきまして、本当に嬉しゅうございました。

 

インスタ配信も結構な方に視聴していただきまして、こちらもむっちゃ楽しかったです。

まくらでカメラの向こうをいじる、ということが出来るのが最高でした。

 

そんなわけでございまして、独演会という緊張感の中、思いの外楽しむことが出来て良かった。

 

また29日にやります。

 

この時はポイポイ亭こぶ枝師匠と二人会。

 

もちろんワタクシはインスタライブもします。

これは癖になりそうですな。

 

8月9月と更に続きますので、お時間ある方はぜひお付き合いくださいませ。

 

会場に来てくださった方、そして配信を観てくださった方、本当に貴重なお時間をこの大橋亭に使ってくださったことに御礼を申し上げます。

 

今後ともどうぞよろしくお願い致します。

 

 

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