夢。
寝て見る夢じゃなくて、起きていて見る夢。
安室奈美恵が夢なんて見るもんじゃない、叶えるものだと言っておりました。
まあ実際言ってたのは小室哲哉だということはさておき、夢ってなんだということで書き出してみるんですが夢って実際見なきゃいけないのか。
なんとなく今の世の中夢がないとダメだみたいな風潮があって、夢がないという人は危機感を覚えてたりするようですが、実際イチローみたいに小さいときから夢に向かって生きてる人ってどれくらいいるのでしょうか。
僕の場合、小学生の卒業文集に書いた夢は「シルベスタースタローンみたいな俳優」でしたが、ガリガリだしホントにそこに向かって努力なんてしなかったし、夢ってそんなものだと思ってましたね。
実際、環境が夢なんて見られるもんじゃなかった。
高校出たら働けと親には言われていたし、そもそも高校も公立一本で、落ちても私立なんて行けないから滑り止めで私立を受けるなんてこともさせてもらえなかったわけで。
公立に落ちたら中卒で働いてたわけですがなんとか受かったので学歴は高卒です。
そんなわけで僕の場合は高校出て働いて、いくつか仕事も変わって結婚して、なんとなく働きながら奥さんと好きなことをしてたらカフェ開いてた、みたいな感じなんで、がむしゃらにカフェに向かって生きてたわけじゃないんです。
そんな僕が言えるのは、イチローみたいにはっきり将来やりたいことがある人はそこに向かって最大限努力すればいいし、特に夢がない人だって、日々の仕事に精を出すことや、家族を守っていくことだって立派なことだと思うからそれでいいと思う。その中で自然になにか夢ができたらその時にまた考えればいいと思う。
とにかく現代の夢を見なきゃいけないような風潮はちょっとどうかなと思う。
大事なのは考えること。日々考えて生きること。そうして見えた答えがきっと正しい。