キン肉マンを改めて見直したい。

僕らはマンガで強くなった、みたいな番組やっててキン肉マンだったから観てしまった。

だってばりばりのキン肉マン世代だもの。しょうがないでしょ?

しかしゆでたまご先生のことはほとんど知らなかったけど、なかなかすごい人達でした。

小学生の頃から2人で漫画を描き、18歳の時に何かしらの賞を取ってキン肉マンでデビュー。アシスタントを経験していない完全な独学、オリジナルな漫画家。すごい。

もともとギャグマンガで子供に大人気。

しかし2年ほど経って人気に翳りが出て打ち切りのピンチ。

そこで2人は考えた。

転機はロビンマスク(だっかな?)との試合。

この試合で「キン肉マンカッコイイ!」というファンレターが大量に届いた。

キン肉マンをカッコイイなんてつもりで描いてなかったゆでたまご先生はここで新たな方向性を見出す。

「カッコイイキン肉マンを描こう」

そうして普段は弱気で情けないキン肉マンが、いざ試合になるとシリアスに相手を倒すというギャップを持つキャラクターとして生まれ変わり、その後ジャンプの人気投票で1位を取る程人気になるわけです。

やはり大事なのは柔軟性。

諦めないという気持ちが新たな希望を生むわけで、ギャグに拘ったら今の人気は無かったのでしょう。こういう事は自分の人生でも言えることです。

そんなわけで相変わらず最近の僕は、その人の持つバックグラウンドや生きてきた過程に意識が行ってしまうわけですが、そういった意味でもゆでたまご先生、リスペクトです!

 

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