仕組まれた自由という支配からの卒業です。

来月の怒涛の高座ラッシュに向けて、新しいお噺を覚えております大橋亭でございますが。

 

落語ってホントにたくさんのお噺がありまして、知らない噺もいっぱいあるんですが、今回覚えているのは少々顔をしかめるお噺でして。

確かにこれはちょっと下品な噺で、本来紳士で通っているワタクシ大橋亭も「おっとお!」となる噺ではあるのですが、賛否両論あるのは理解しつつあえて演じてみたいと思っておるのでございます。

 

たまに書いてるのですが、とにかく近頃はなにからなにまで揚げ足取りに終始している感がある世の中です。

CMを見てもやれあぶないだの、芸能人のブログやSNSに不謹慎だの過剰反応。

政治に対しても下らないワイドショー的糾弾に終始して肝心の問題は棚に上げちゃう始末。

世の中は常に突っ込むところを探して、表現するものがどんどん規制されて、というか自ら規制してどんどんつまらなくなっていく。

せめて自分は、そんな世間の評価なんて気にせずやりたいことをやる。

 

そう、汚い落語をやるのも、自由な表現をなくした世の中に対するアンチテーゼなのだ。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です