ピンチをチャンスに変える、ということがあります。
人は満たされている時よりも満たされていないときのほうが考えるものですね。
新たなイノベーションを起こすためには、ここにないものを求め渇望することが重要なのでしょう。
というわけで、前回伊勢神宮でくるぶしの痛みを緩和させるためにどうするか。
参拝するためにはどういった工夫が必要なのかを考え、見事にナプキンという突破口を見出したわけです。
もしここで、ティッシュを山ほど持っていたら、このアイデアは浮かばなかったでしょう。
ハンカチが2つあっても同様です。
簡単に解決できない状況が、新たなイノベーションを生んだのです。
しかし、このときにワタクシが感じたのは、新たなイノベーションが生まれた、という喜びの感情よりも、夫婦というものの素晴らしさでした。
妻yuccoが差し出した夜用のナプキン。
普通に考えたら、絶対に出さないでしょう。
そこには様々な葛藤が生まれるはずです。様々な。
しかし妻は自分の恥を忍んで差し出すことで、ワタクシの願い、願望を叶えようとしてくれたわけです。
ここには16年連れ添った夫婦のきずながあり、お互いを思いやる心がありました。
そう、ワタクシはここ伊勢神宮で、夜用ナプキンを通して奇跡を見、そして夫婦のきずなを改めて知ったのであります。
伊勢神宮の神様、ありがとうございます。