はい、そのままです。
映画観てきました。
町田康原作、クドカン脚本の「パンク侍、斬られて候」でございます。
あらすじは、
ある日、とある街道に一人の浪人があらわれ、巡礼の物乞いを突如斬りつける。
自らを“超人的剣客”と表すその浪人の名は掛十之進(綾野剛)。
掛は「この者たちは、いずれこの土地に恐るべき災いをもらたらす」と語るが…。
次々とあらわれるクセもの12人。
ある隠密ミッションの発令によって
始まる前代未聞のハッタリ合戦。
そして一人の女をめぐる恋の行方と、一人の猿が語り出す驚きの秘密。
今、あなたの想像をはるかに超える、驚天動地の戦いがはじまる!
とまあ、こんな内容です。
面白かった、と言えば面白かったし、いまいちだったと言えばいまいちだったし。
時代劇とはいいながら、SFぽさもあり、全体にハチャメチャです。
この辺りが好みの別れるところではありますが、それはさておき、浅野忠信さんと染谷将太さんの面白さが抜群だったこと、北川景子さんが素敵だったことだけは間違いありません。
この3人を観るだけでも損はないでしょう。
内容はハチャメチャですが、ワタクシなりにこの映画から感じたことは、
『大衆は右へならへでつまらないし、世の中は間違ったことがまかり通る。
何が正しくて、何が間違っているのかわからない。
そんな時代、つい投げやりになりそうになるけど、それでも守らなきゃいけないものがある。』
ということだと感じました。
ただこの映画は、観る人それぞれに感じかたが違うのかなと思うので、ぜひ皆様も観てみて、感想をお聞かせくださいませ。
エンディングの歌が結構好きです。
感覚ピエロ「夜のスピード」