「レスポールモデル」で知られるギブソン社が経営破綻!したんですね。
まあワタクシはそんなにギブソンに思い入れがあるわけではありませんが、一応オリジナル曲を数曲持っている身としては無視するわけにもいきません。
ギブソン社の破綻にはいろんな要因があるようです。
オーディオ事業進出の失敗や環境保護による木材の調達の困難など。
でも最大の要因は若者のギター離れ、なんだそうです。
へー。そうなんですね。
昔の若者は、心の中のぐちゃぐちゃしたものやどろどろしたものを、ロックとギターに乗せて吐き出したものですが、近頃はヒップホップ音楽にとって変わったそうで。
そんでもって、背景の音はパソコンで作る。
既存の曲や街の雑音を取り込んだりする手法で、楽器の出る幕はない、ということなんですね。
これも時代の流れということでしょうか。
何年も技術を磨いて、自分の指で音を作るギターという、一種のアナログなものが、パソコンというテクノロジーによってとって変わる。
かつて駅の改札で切符を切っていた人間が機械によって居なくなったように。
とはいえ、無くなると言われていたものに残っているものも沢山あります。
これからの「ギターマニア」のカウンターに期待しましょう。