困ったときは素直に助けを求めてみると案外いろいろ見えてきます。

只今、9月から勝手にブログ100回更新チャレンジしておりまして、残り約20回なんですがそろそろネタもなくなってきているところでございます。

そこで常連さんに何か書いて欲しいことを聞く、ということで聞きましたらいくつかお題をくれました。

そこで改めて、ラジオでお客様からハガキをいただくのはお題を頂戴するためだと気付きました。何となく気付いていたけど、大事なのは自身に落とし込んで体感として理解することですので「そんなこと知らなかったの?」とか言わないでください。

そんな訳でいくつかいただきました。

・クリスマスについて。

・夢とは。

・若者の恋愛感について。

・ワタクシの運動能力

・新聞配達

 

こうしてお題をいただいてみると、普段は考えないことや、「私のそんなこと知りたい?」というような過去などが出てきて面白い。

なんでもそうですな。本でも映画でも幅広く見ることが大事だと常に言っておりますが、こういったブログにしても普段自分の考えないことに意識を持っていくこと、考えることが成長につながるわけです。

日々勉強。

そして今、ブログ100回更新などという意味があるのかないのか分からないところで始めたチャレンジの意味合いが少しわかりかけてきております。自分を敢えて厳しい環境に置くということで開ける何かが確実にある。実験です。意味があるのかないのかの実験。こんな実験を生涯続けていきたいと思いつつお題は次回で。

今初めて自分の指針となっている人がわかりました。

中日の落合GMが来年一月で退任するそうだ。

落合GMは2013年に就任し、編成トップを担いましたがあまり目立った選手は出てきておりません。コストカットも推進し、選手と揉めたりもしておりました。監督時代は素晴らしかったのになんだか今のチーム不振をすべて押し付けられているようで可哀想な気もします。

なぜ可哀想だと思うかと言うと、ワタクシの一番好きなプロ野球選手は落合さんなのです。

選手としては三度の三冠王。年俸で初めて一億円を突破したのも落合さんでした。

今は一億円プレーヤーなんて山ほどいますが、落合さんなんて三冠王を3度取ってからの一億円ですから、あの時代には一億円が如何にすごかったかという話です。その意味では落合さんが選手の年棒というものに始めにこだわった人、というのが僕の印象です。あくまで僕の印象です。

そして何が一番好きって、あの人を喰ったような物言い。あれがなんとも言えず心地よい。あれは聞く人が聞いたら嫌う話し方ですが、圧倒的な実績を残している人だからこその物言いなのです。

オレ流という言葉を生み出し、圧倒的な実績で持って己を貫く生き様に強烈に惹かれていた私。

今このブログを書きながら思ったんですが、今の自分の生き方、考え方の指針になっているのは落合さんだったのかもしれない。無意識ですが。

そんな訳で今決めました。

「あなたの目標とする人は誰ですか?」と聞かれることがあったら「落合博満です。」と答えることにします。

ピアゴから広げてみる。

常滑の町を長い間支えてきたピアゴが閉店することになったそうです。

どうでも良い、という声が聞こえてきそうですがちょっと待って。

確かに今は新しいスーパーや大型のショッピングモールなんかも増えてきて、古いものは廃れていくものかもしれません。

しかしそこには確実にピアゴを愛していた人たちもいるわけで、その人達の気持ちを考えると胸が痛い。

でもきっと、ピアゴを愛していた人たちも、このピアゴは永遠だと思ってなかったでしょうか。

自分が愛するピアゴが無くなるなんてことは絶対無い、だから今日の買い物はゲンキーでいいか、なんて言いながらゲンキーで発泡酒買ったりしてないでしょうか。現金で。

そんな軽い気持ちでゲンキーに行ったことがチリ山でピアゴを追い込んだかもしれません。軽い気持ちでイオンに行ったことがピアゴの足元をすくったのかもしれない。

そう。いつもあることが当たり前ということがどれだけ当たり前じゃないかということを僕たちは気づきません。

親、友達、ワンちゃんやにゃんこ。

そう。永遠に続くなんて思ってちゃいけない。ついつい忘れがちだけど、当たり前を当たり前だと思わずきちんと愛しましょう。

ワタクシのお店の向かいについにスギ薬局が本日オープンしました。

待ち焦がれていました。でもその近くには愛するヤマナカがあります。なくなっちゃ困る。スギ薬局が、ピアゴで言うゲンキーにならないよう、バランスを取りながら買い物したいと思います。

世の中にはすごい人がたくさんおります。

キングコング西野亮廣さんのトークショーが終わって数日が経ちました。
西野さんの絵本、えんとつ町のプペルの個展開催のクラウドファンディングのパトロンになって約3カ月。
長かったけど、終わってみたら短かったような。

僕はどうしても新しい価値観を生み出そうとする人に共感する。
西野さんの漫才にも絵本にもそれほど興味はなかったけど、誰も歩いていない道を探していく部分に僭越ながら自分たちを重ねてしまった。

伝統、慣例、流行、これはなにも生み出していない。
もちろん伝統は守らなければいけない。
でも伝統を守りつつ、新たな価値観を創造することが本当のアーティストだよね。
だから僕は落語でも古典だけをやる噺家さんより新作を作る噺家さんが好きです。

まあまとまりのない文章ですが、やはり西野さんはすごい人でした。

現状に甘んじているアーティストの方や表現者の方はジャンル云々抜きにして西野さんを見習った方が良い。
よく言いますが、パンは小さな箱ではその大きさだし、大きな箱なら大きくなる。
痛みを覚悟して、より大きな箱に飛び込んでいかないとどんどん小さく収まりますよ。