はい、そんなわけでタイトル通りでございます。
ワタクシ近頃プロレスにハマっております。
ミーハーなのでもちろん棚橋弘至選手のファン。
夏の新日本プロレス「G-1CLIMAX」では見事に復活した棚橋選手が優勝!
その流れで映画の公開です。
完璧なシナリオですな。
そしてまあ映画なんですが、最高でした。
あらすじは、
過去にエースとしてライオンプロレスの頂点を極めた大村孝志。
しかし膝の故障で輝きを取り戻すことが出来ず、マスクマンとして顔を隠し悪役レスラーとして現役を続けていた。
9才になる息子にはヒールであるがゆえにプロレスラーということを隠していたが、ある時知られてしまう。
「悪者のパパなんて大嫌い」。
膝の故障、ピークを過ぎた体。
エースだったかつての自分に戻ることは出来ないとわかっていても、プロレスを愛するが故に辞めることが出来ない。
ある時、運よく掴んだZ-1CLIMAXの出場権。
いつものように反則を駆使し勝ち進む。
しかし孝志は息子の言葉が頭から離れない。
なんとか進んだ準決勝。
孝志はこの試合、反則を使うことをやめ、そしてマスクを取った。
ヒールのマスクマンとしてではなく、かつての大村孝志として息子の前で勝つ姿を見せようとしたのだ。
相手を追い詰める孝志。
必殺技フライハイを決めるためにコーナーに登る。
しかしこの技は故障した膝には大きな負担がかかるため封印したもの。
飛ぶことをためらった孝志は相手に捕まり、逆にコーナーからのバックドロップを決められ負けてしまう。
孝志は勝手にマスクを取ったことでライオンプロレスを首になる。
すべてを失いプロレスを諦め普通の生活に戻ろうとする孝志。
しかし、その孝志にライオンプロレスから連絡が入る。
Z-1 三連覇、絶対王者のドラゴンジョージから対戦相手として指名されたのだ。
ライオンプロレスから、試合を受けるなら復帰させてやると言われるが、ピークを過ぎた今の自分はドラゴンジョージとは戦えないと一度は断る孝志。
しかしもう一度、息子に戦う姿を見せたい。
葛藤の末、孝志は絶対王者、ドラゴンジョージとのリングに上がる・・・
いやー、震えます。
もうほとんどプロレス観てるようなもので、映画なのを一瞬忘れるのです。
なんてったってドラゴンジョージ役がオカダ・カズチカですよ。
打点の高いドロップキックあり、レインメーカーはドラゴンメーカーという名でバッチリ見れます。
棚橋選手のタッグのマスクマンは田口選手だし、ちょい役で内藤哲也選手や高橋ヒロム選手も出てくるし。
もちろん他のプロレス選手もたくさん出てきて、とにかくプロレス好きにはたまりません。
とはいえ、親子の愛情はしっかり描かれておりますのでプロレスファンの方ではなくても十二分に楽しめると思います。
棚橋選手の演技もなかなか自然で良いし、木村佳乃さんのキレイだし仲里依紗さんの演技もコミカルで良し、子役はかわいいしでもう、エンターテイメントして楽しいです。
親子の心境が変化していく様子が丁寧に描かれてとても良いし、やはり一番の見せ場は最後の試合。
勝つか負けるか。
答えはぜひ劇場で。