昨日はなやばし夜イチで落語でございました。
ビール祭りということでお酒にまつわるお噺、「禁酒番屋」です。
あらすじは、
ある事件がきっかけで、お殿様が禁酒の御触れを出した。
部下達が酒を飲みたくても、取り締まる番屋、「禁酒番屋」があるので屋敷に持ち込めない。
もちろん外での取締りも厳しく飲めない。
大の酒好きの藩士近藤は、酒屋の番頭になんとか知恵を使って、番屋を通って小屋まで1升届けるように申し付ける。
困り果てた番頭に、若い衆があれこれ知恵を出して届けようとする。
菓子屋のふりでカステラの箱に酒を隠す。油屋になって油徳利に入れる。
いろいろな手で番屋を通ろうとするも、ことごとく見つかり、役人に酒を飲まれてしまう。
あんまり悔しい酒屋の若い衆が、役人にある仕返しを思いつき・・・・・・
と言った内容。
サゲはちょいとお下品ではありますが、なかなか溜飲を下げる痛快な噺で、ワタクシは好きな噺でございます。気になる方は調べてね。
落語というのは人生においての示唆を含んだ噺が多いですが、この噺に関しては学ぶべきなにかがあるのか、と聞かれると、どうなんでしょう。わかりません。
しかしこの手のお噺は割と皆さんお好きなんでしょう、結構受けていたと思います。
が、噛んでた、という意見もまあまあいただいたので、そのあたりは真摯に受け止め今後の糧にしていきたいと思っております。
それでは、この日のまくらを記してお別れです。実際この通りに喋れておりませんが・・
「みなさまこんばんわ。一人でもトリオ!の大橋亭トリオでございます。しばらくの間、お付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。
なやばし夜イチビール祭りということで、先月に引き続き落語させていただきますが、まあ近頃物騒な世の中になってきておりますけれども、ほんとに呑気にこんな風にビール飲んでていいのかななんて気もいたしますが。
いいですか?それはそれでね。皆様日頃のストレスなんかも溜まってるでしょうから、よしとしましょう。
酔っ払うと箸が転がるだけでも面白い、なんてな心持ちになりますから、今日はぜひたくさん飲んでいただいて、ああ大橋亭の落語面白かったなと、勘違いして帰っていただけたらと思っておりますが。
お酒といいますのは、適度に飲むのは良いんだそうです。
まあその適度っていうのが皆さんなかなか分からずにね、気づいたら中央分離帯で寝てた、なんて人もいるようでございますが。
お酒はもちろん個人差はありますが、一応厚生労働省による「節度ある適度な飲酒」は1日平均純アルコールにして約20gだと言われております。
それがどれくらいかと言いますと、ビール中瓶1本、日本酒1合、ウイスキーならダブル1杯、だそうです。
これ聞くと、ワタクシなら十分な量だと思うんですが、まあお酒の好きな方には物足りない量でしょうね。
しかしね、お酒ってのはあまりやりすぎるのはほんとに良くない。飲みすぎた人で、あんまりいい話聞かないですね。
駅を寝過ごすとかね、寝過ごしたうえに財布盗まれたりね、あとはハニートラップにひっかかったりね。
まあこのへんはいいですよ。自業自得ですから。いけないのは絡み酒ね、あとお店とか道端で吐いたりね、これもうホント最悪。ほんとにお酒っていうのは、気を付けないと大変なことになるというものでございまして・・・・
次回の大橋亭トリオの落語は、10月15日(月)19時から、ケディバシュカンにて。
詳細はまた追ってご連絡いたします。