いいかげんに駐車場の草刈りをしないといけないのです。
が、なかなかやる気が出ない、ということでついつい後回しになっているわけですが、最近、「やる気」というものは存在しない、という記事を目にしたのです。
これは脳研究者の池谷祐二先生が言ってたのですが、どういうことかと言うと、そもそも「やる気」なんてものは無くて、やる気のない人間によって創作された虚構だということなんです。
人間は行動を起こすからやる気が出てくる生き物で、何かを始めてノッてきたのを「やる気」が出たと勘違いしているだけ、なんですね。
そういうことで、何でもとにかくやることが大事だそうです。
「やる気」を出すためにどうすればいいか、ということがそもそもナンセンスで、とにかく始めればやる気が出てくると。
だから「やる気を出す」動機をいろいろ考えるなんてのは時間のムダ!なんですな。
そう言われてみると確かにそうで、自分でも心当たりがあります。
部屋の片付けでも、仕方なくやり始めるたのにそのうちノッテきて、ついつい寝食を忘れて没頭する、なんてこともよくある。
そう考えると、そもそもやりたくないことに対してはやる気が起こる時を待っていても仕方がない、ということになりますな。
朝健康のためにジョギングすると決めても、起きた時にジョギングに行きたいなんてことはない。
大事なのはまず起きてジョギングシューズを履くことなんですな。
Gacktさんが言ってました。
ガクトさんは自分の中で決めたルールがあって、自分が一瞬でも「やりたい」と思ったら行動に移すそうです。
例えば朝4時に目が覚めて、「釣りに行きたい」と思ったら、行く。
そこには一瞬葛藤があるそうです。
時間にして1秒かそこら。
「めんどくさい」とか、「明日仕事が早い」とか。
でも「釣りに行きたいって思っちゃったから」と、自分で決めたルールだからと、とにかく釣りの準備をして、どこに行くかも決めずに高速に乗る。
そして高速に乗ってから行き先を決める。
そして釣りを楽しんで来るのでしょう。
ガクトさんは格闘技好きでも有名ですが、トレーニングに関してもめんどくさいと感じるそうです。
でも決めたからやると。
これはまさしく後からやる気が付いてくるパターンですよね。
あのガクトさんですら動いてからやる気が出るんですから、ワタクシたちのような凡人がやる気だそうなんて無理ですわな。
とりあえずツベコベ言わずに今度の休み、草刈りしたいと思います。