いかにして大橋亭トリオはコーヒー屋になったのか。カフェを開きたい方の参考になるかもしれないし、ならないかもしれない。その3。

前回までのあらすじ。

 

栄の町を歩いていたら可愛い美容院を発見。

中から出てきた可愛い女性の営業でまんまと予約し、鼻の下をのばしながら髪を切りに行ったら・・・・。

 

 

美容院の中に入ると、スタッフもみんなおしゃれだし、内装も外見同様ぬくもり溢れる素敵な空間。

 

なんというか、体感したことないような感覚で、大橋亭は一瞬にして魅力されてしまったのです。

 

髪を切ってくれる担当の女性に、「素敵なお店ですね」というと、「内装はスタッフで作ったんですよ」という答え。

 

それを聞いた大橋亭はもうびっくり。

 

「こんな素敵な内装、プロじゃなくても出来るんだ・・・」

 

ちょうどその頃は、テレビの「ビフォーアフター」の全盛期。

 

ワタクシたちも、「いつか中古の家を買って匠的な人にリフォームしてもらいたい。」なんて思いながら毎週観ていたのです。

 

しかし。

 

その美容院を見た時に思ったのです。

 

「自分達で出来るかもしれない」と。

 

もともとテレビラックを自作したり、バイクの塗装を自分でやったりと、DIY的なことが好きだった大橋亭が、こういう気持ちになるのも不思議ではなかったのかもしれません。

 

それ以来、「中古の家を買ってDIY!」という気持ちは日に日に高まるばかり。

 

その頃は、結婚して港区の市営住宅住まい。

 

ついに意を決してマイホーム探しを始めます。

 

マンション狙いで見学に。

 

2つ目に見学に行ったのが大須のマンション。

 

100平米もあるのに値段がお手頃。

 

しかも場所が名古屋を代表する観光地の大須。

 

夫婦共々迷いはありませんでした。

 

マイホームという人生の大きなイベントを、2つ目に見学した物件を即決というスピードで終わらせました。

 

こうして一歩、大橋亭はコーヒー屋の道を歩み始めたのでございます。

 

しかしその事はまだ、大橋亭知るよしもございません。

 

つづく。

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