当たり前を壊したい。

1月の半ばの雪が降る平日。

 

とてもさんぽ道に人が来る状況じゃない日。

 

聞いたところによると、雨の日には定休日じゃなくても休むお店もあるようで。

 

バーバラコーヒーロースターズも大した広告もなく宣伝もSNSのみ。

 

お客様が来てくれる要素がない。

 

てなわけで、これはもう開き直って新しいメニューの試作をしてねとしほさんに伝えてケディに戻ったんですが。

 

蓋を開けてみたら沢山のお客様が来てくれたようです。

 

バーバラのピークは夏に持っていく、とオープン前から考えているのでこの時期にはあまり期待しておりません。

が、いざ多くの方に来ていただけると、自分達のやっていることが間違っていないと思えて素直に嬉しいものです。

 

思えば名古屋のバビチャンカフェの時もそうでした。

 

土日にお客さんは来ないと言われる立地でしたが、むしろ平日より土日にお客さんが来てくれる店になりました。

 

この常滑さんぽ道も平日、真夏、真冬にはお客さんは来ないと言われております。

 

そのジンクスを、バビチャンの時のようにバーバラコーヒーロースターズで壊したいと思っております。

 

そういう挑戦が楽しい。

どうせ生きるなら楽しい人生を。

今日はケディもバーバラも定休日。

白熊ビルヂングの2階の工事を、水道屋であり高校からの友人Nくん、通称「水道のおじさん」と進めておりました。

BGMはYouTubeで90年代ヒット曲。

B’zと宇多田ヒカル率高し。

アップした方の好みなんでしょう。

B’zを聞くと高校時代を思い出し、ついついNくん、通称「水道のおじさん」と昔話に花を咲かせてしまいます。

後半は山根康広、大事マンブラザーズ、辛島美登里等々バラエティに富んで来ましたが、そうなってくるとB’zを欲しがる二人でございました。

昼ご飯を食べながら近況を聞くと、順調に見えてもそれなりに悩みを抱えながら生きていたりして、みんな同じなんだなと昨日に引き続きしみじみ感じてしまいました。

それでも、生きていく。

最近観た坂元裕二のドラマもかなりヘビーな生き方を描いておりました。

ワタクシ達もいろいろありますが、それでも生きていかなければなりません。

同じ時間を過ごすなら、短い人生、せめて前向きに、楽しく生きていきます。

みんなそれぞれ生きている。

Tverで配信してた王様のレストランが終わりました。

 

何度観ても名作です。

 

ちなみに2日に1話づつ配信されてたのですが、観た過ぎて結局DVDで観ました。

 

最高。

 

さて、今日は久しぶりの顔に会いました。

 

パン屋時代からの友人で、当時は大学生だった彼女も今では30代も半ばになっておりました。

 

そりゃあ僕らも年を取るわけです。

 

そんでもって彼女も人生山あり谷ありのようで。

 

自分達も日々いろんなことがあって落ち込んだりもしますが、みんなそれぞれ抱えて生きているんだなあと妙に納得してしまいました。

 

普段ケディにいると中々人と深い話も出来ませんが、たまには時間を作って世の中と触れ合うことも必要かなと思った今日この頃でございます。

縁起を担ぎたくもなります。

この年末年始はやたらと物が壊れます。

 

食洗機の故障、食洗機の排水菅水漏れ、冷蔵庫の謎の水漏れ、空気循環用の扇風機から異音、製氷機の修理不可能な故障等々。

 

ケディ始めて9年目、いろんなものにガタが来てもおかしくないと言えばそうなんですが、時期が重なる不思議。

それにうちの社長ギャロも今年で17歳になる結構な老猫で少し調子が悪くて心配なのです。

 

さらには道路交通法違反で切符を切られましたし、お客様からお皿を下げた時にココット皿を落としてしまい「あー!」とかなり大きな声を出す等、不幸が重なります。

何となく不安がよぎる2022年のスタート。

もうしばらく続くであろうコロナ戦争もあり、そろそろ神頼みでもして運を呼ばないとあぶない気がしています。(普段は全く信じておりません)

とりあえず今日は天赦日ということで、何かを始めるには最高の日らしいので、バーバラでプリンの準備始めました。

きっと人気が出ることでしょう。

 

そして次回の天赦日が3/26なので、バーバラの2階でオープンするフォトスタジオは頑張ってこの日にスタートさせます。

 

そんなこんなで普段は「運命は自分で切り開く!」で生きているワタクシではありますが、たまには縁起を担いでみようかなと思ったりしております。

 

皆様も天赦日、何か新しいことを始めてみるのはいかがでしょうか。

ケディのことちょこっとテレビでやります。

8日の土曜日にテレビ愛知のデラメチャ気になるというで番組でちょろっと撮影がありました。

常滑の特集で、いくつか紹介される中の一つとして選んでいただいたのですが、「失敗だらけのコーヒー屋さん」的な感じです。

ワタクシのカフェ人生の失敗をいろいろと掘り起こしながらお話させていただいたのですが、かなり緊張しながらも楽しい収録でした。

大須時代のマンションカフェからケディスタートの話、名古屋の撤退等々お話させていただいたのですが、どの部分が使われるのか楽しみです。

その中で、ケディ始めた時のコーヒーをはるな愛さんと村上佳菜子さんに飲んでいただきました。

当時尖ってたワタクシは、150CC抽出するのにコーヒー豆30g使ってたんですね。

かなり濃いコーヒーなんですが、高品質の豆の個性を存分に味わうにはこれだ!てことで、アメリカン飲みたいお客様にも「出来ません」の一点張りで通す傲慢極まりないマスターやっておりました。(現在は20gです)

久しぶりに飲んでみたワタクシは「濃いめで旨い」と改めて思ったのですが、このコーヒーを飲んだはるな愛さんの第一声は全力の「にがっ!」でした。

そりゃそーだ。

今となっては様々なニーズがあって当然だと思えるのですが、当時それを受け入れられなくてお客様が離れていった、なんて話もしております。

あと、ゆっこがケーキを準備してる間に、ケディマガジンを読んで落語をやってることを知ったお二人にそばを啜るところをむちゃぶりされました。きつかった。

どんな編集になるのかわかりませんが、とりあえず2月6日に放送予定です。

ネトフリなんかのサブスクやYouTubeが全盛で今やテレビはオワコンなんて言われておりますが、今まで全くテレビが来てくれなかったワタクシ共にとっては今テレビが熱いです。

もっと出たい。

よろしくお願い致します。