何事にもすぐに結果を求めてはいけないのです。その2。

急がば回れ、という話を前回にとくとくとお話ししたわけでございますが。

しかし、回り過ぎても目的に到達できないですよ!ということもお伝えしつつ。

 

はい、つづきということで、前回はワタクシたちのカスカラティーを取り扱っていただいております「にんじんclub」さんのレストランに伺ったというところまで書きました。

まあせっかく来たなら食べちゃいなよ!ということでいただいてきました。

まあワタクシ今までオーガニックなんていうものとは程遠い人生を送っておりました。

特にレストランやカフェのオーガニックというのは、イメージですが「お腹がいっぱいにならない」、「味が薄い」、「高い」という感じでしたよねえ。

しかしこの「にんじん」さんはそうではなかったです。

私達はいろんなおかずが沢山並んだプレートを。

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yuccoは丼。

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いやあ、見るからにボリューム満点。

目で楽しい、というのは食事をする上で重要ですな。

味わいも丁度良く、素直に美味しい。

少しずつをいろんな種類で、なんてのは可愛い女性のもの。

男は黙ってガッツリ!

だと生きてきましたが、こんなに楽しいなんて目からうろこ。

ワタクシも大人の階段を登っているのかも知れません。シンデレラ。

 

そんなこんなで、ケディでもいつかやってみたいなと思った次第ではありますが、作るのはyuccoなので嫌がるかもしれません。

皆様気長にお待ちください。

 

そして勿論スイーツといただきました。

写真は撮り忘れました。

でも美味しかったです。

 

はい、そんなわけで南生協病院敷地内にある「にんじん」さん、ぜひ行ってみてください。

ここは他にもパン屋さんがあったりしてちょっとしたモールのようで楽しげです。

ぜひ。

 

何事もすぐに結果を求めてはいけないのです。その1。

本日は定休日、ということですが、100%の遊ぶ時間というものはないのでございます。

やはり自営業というのは遊びと仕事の境界線が曖昧。

どこかで必ず繋がっているものなのです。

でもそれがツラいわけではなく、とても楽しいんだということを皆様にお伝えしておきます。

「楽しい!」

 

はい、そんなわけでまずは名古屋の南生協病院の敷地内にありますオーガニック食品のお店、「にんじん」さんにお邪魔しました。

こちらは「にんじんclub」さんが運営するレストランでして、オーガニックの食事が食べられるお店です。

https://www.ninjinclub.co.jp/

他にもオーガニックの食材が沢山置いてあります。

で、こちらに来た目的は、ワタクシのもうひとつの会社「(株)オージージャパン」のメイン商品であるカスカラティーを、ワタクシの仲間が試飲販売しているということでご挨拶に伺った、ということでございます。

 

お店に近づいていくと、その仲間がお客様に説明しながら楽しそうにおしゃべりしております。

一人一人のお客様に試飲を出して、カスカラティーの美味しさを知っていただく。

確かに地味な作業で、見る人が見たら遠回りだと思うかもしれません。

しかし、結局は人間は「人と人ととの繋がり」を求めるものだし、その地道な道のりを見てくれている人が必ずいて、それが大きな成果に繋がっていくのだと思うのです。

「1日にどれだけ売れた」とか、「少ないから意味がない」とかでしか物事を見れない視野の狭い人間は、この尊さに気づけない。

ワタクシはこの仲間の、自分の農園で出来たものを愛して、真摯に魅力を伝える地道な努力の姿勢を見て頭が下がる思いでした。

きっとこれから多くの方に、このカスカラティーの魅力が広がっていくだろうと思います。

 

大事なことは「近道はない」、ということを知ること。

ワタクシも改めて感じております。

 

つづく。

トヨロックのクラウドファンディングについてやりきれない気持ちになりました。

「トヨロック」という、世界のトヨタのお膝元の豊田市で毎年開催されているフェスを皆様ご存知でしょうか。

ワタクシは参加したことはないんですが、開催して11年という歴史のあるフェスで、毎年何千何万と人が集まる程の人気だそうです。

そのトヨロックさん、去年の開催では悪天候に見舞われて二日間開催のところ、二日目は中止になったんだそうです。

そこには相当な飲食等のお店が出店しているそうですが、トヨロックさんなんと中止になった分の出店料を返金したんだそうですな。

お客さんからの入場料は無料にしているので、基本は出店者さんからの出店料がイベント開催の費用に当てられるんでしょうけど、なんとそれを返してしまったので、かなりの赤字になったそうです。

資金を集めないと今後の開催が危うい!ということで、トヨロックさんクラウドファンディングを始めたんです。

https://camp-fire.jp/projects/view/57904

 

そのクラファンがあと1週間で終了なんですが、思うように資金が集まってない、というタイムラインが流れてきたので見てみたんです。

そしたら達成率50%、支援者数が400人ちょっとなんです。

「支援者少なっ!」というのがワタクシの第一声。

いや、だって400人て少なすぎませんか?

11年間で何十万人という人数が訪れているフェスが継続の危機にあって、ですよ。

今まで無料で楽しんできた人が何十万人といるのに。

何と言いますか、命懸けでやってきた主催者様のことを考えると、他人事ながら非常に考えさせられてしまったんです。

 

いろいろ突き詰めていけば主催者側の詰めの甘さなんかもあったりするんでしょうけど、それはさておいてこの結果には主催者さんも愕然としているでしょうし、全く関係ないワタクシですら愕然としております。

無料でお客様のことを思って頑張ってやってきた主催者さん、しかし蓋を開けてみれば支援者が驚く程少ない。

お店をやっているワタクシとしても他人事ではない、お客様との信頼関係の築き方の難しさというのを改めて感じないわけにはいかないのです。

 

このクラウドファンディングはオールイン方式なので、目標額に達しなくても成立するので今年も多分ですが開催されるとは思います。

しかし支援者400人、いざ開催したら何万人と集まったときの主催者さんの気持ちっていうのはどんなんだろうなと思わずにはいられません。

ワタクシでしたらとてとやりきれません。

 

皆様はどうですか?

尾原和啓さんのモチベーション革命を読んで。

尾原和啓さんの「モチベーション革命」を読了しました。

「稼ぐために働きたくない世代の解体書」ということで、今の若者に向けた本なんでありますが、今の若者が理解出来ないという中年以上の方にもおすすめの本。

 

アメリカの心理学者、マーティンセリグマンは人間の欲望は「快楽、達成、意味合い、良好な人間関係、没頭」の5つからなると唱えております。

団塊世代以前は前の2つ、「快楽」、「達成」を強く欲しました。

広い家が欲しい、いい車が欲しい、キレイな女性を抱きたい。

欲望への飢餓感が上昇志向へと繋がっていたわけです。

しかし今の30代以下は、生まれたころからすでに何もかも揃っていたので物や地位などを欲して頑張ることはない。

埋めるべき空白がないから、「乾けない」。

そんな「乾けない世代」は出世や金銭的な成功には反応しない。

セリグマンのいう、「快楽」、「達成」には興味がなく、それ以降の「意味合い」、「良好な人間関係」、「没頭」を重視する、ということなんですね。

「身体的、心理的、社会的な快楽」ではなく、「自分が頑張る意味が持てるもの」に「自分が好きな人たち」と「とことんハマる」ことを重視する。

金銭や物理的な報酬とは関係なく「自分の好き」を追及する。

 

 

なるほどねえ。

どちらかと言うとワタクシの世代は団塊の世代寄り。

若いころはそれこそ家、車、服、そんなものを重視しておりました。

当然、今の若者もそうだろうと思って接してしまいがち。

しかしそうではないのですね。

 

社会やテクノロジーが進化しても、人間の身体の形はほとんど変わらない。

しかし、人間を突き動かすモチベーションの形というのは革命的に変わっている。

 

このモチベーションの変化を正確に把握しておかないと、ワタクシたちのような「渇いた世代」は、「乾けない世代」たちとうまくコミュニケーションを取っていけない、ということなんです。

 

この辺りを踏まえて考えると、なんとなく現代の若者との接し方が見えてきます。

大事なのは自分の価値観を押し付けるのではなく、生まれ育った環境など、その人の後ろにある全体像を把握して考えることだということなんでしょう。

 

そしてこれからAIの発達によって目まぐるしく変わる未来。

様々な仕事がロボットに置き換えられる未来においては、「乾けない世代」の「自分の好き」を追及するという価値観が、今まで以上に重要になってくる。

 

ワタクシたち「乾いている世代」も、硬い頭でいるとあっという間に現代に置いていかれてしまうでしょう。

 

ダーウィンの有名な言葉、「生き残る種とは、最も強いものではない。最も知的なものでもない。それは、変化に最も適応したものである」。

 

肝に銘じて。

今日はアパートメントストアーさんに行ったあと、行きつけの美容院「bella and hair 」さんで開催しているナイトマーケットにお邪魔してきました。

http://bella-and-hair.com/

スタッフさんの私物や、常連さんの私物を集めてのフリーマーケット。

フリーマーケット、といっても100円200円の投げ売りではなく、コメ兵もビックリのハイブランドや名の通ったブランド品がところ狭しと並んでおります。

よくまあこれだけのものが集められるなあ、と感心してしまいます。

やはりおしゃれなところにはおしゃれな人が集まりますな。

やはりレディースがメイン、yucco がいろいろ試着しているのを横目にワタクシはうろうろ。

最近はあまり服を買わず、ゆっこの作ってくれた服ばかり着ております。

気に入っているというのは勿論ありますが、そもそもあまり新しい服にはあまり興味がなくなった、というのがあります。

考えの変化ですな。

ただ、百貨店みたいにいろんな服が並んでおりますと、やはり飲み込まれてしまう感覚もありますな。

ワクワクする。

まあでもワタクシは見るだけ、ゆっこはなにやら豹柄ジャケット、宇宙的ブルゾン、パワーショルダーデニムジャケット等を試着しております。

どれもこれもインパクトがあって素敵でしたが最終的にはチーター柄のスニーカーでした。

 

では。