考えを割りとすぐに変える大橋亭ですがよろしくお願い致します。

ご無沙汰しております。

 

最近はちょっと別のブログにてコーヒーに関する記事を書き留めております。

 

今まで「コーヒー屋だからってコーヒーのこと書かないよ!」なんて言ってたんですが、その決意はもうありません。

割りと考えはすぐに変える質です。

 

てなわけでこちらもご無沙汰ですが、ぼちぼち書きます。

大橋亭がコーヒー屋になった理由、についてもぼちぼちです。

 

そして次回の落語は明後日土曜日のなやばし夜イチの予定です。

20時頃からです。

 

そして次の日の日曜日、ケディバシュカンにて「落語マラソン第二回」です。

 

今回はポイポイ亭こぶ枝師匠と久しぶりの二人会。

19時からです。

またインスタ配信するかもしれません。

 

よろしくお願い致します。

 

(画像はうちのバビちゃんですが、本文とはパッと見関係ありません。)

落語マラソン2018 第1回 大橋亭トリオ独演会が無事終了致しました。

ひょんなことから始まった「落語マラソン2018」。

9月まで月2回づつ開催致します。

 

特に誰も求めていないこの頻度。

 

しかしやると決めたからにはやり通します。

 

今回はケディで初めて、演者がワタクシ1人の落語会。

 

奇しくも大橋亭トリオの独演会となってしまいました。

 

他に出演者がいたらともかく、ワタクシ1人を観に来てくださるお客様がそんなにいるわけない、と。

 

下手するとこれ、嫁のyucco1人の前で落語2本やることになるやもしれん。

 

これはワタクシにとっても、はたまたyuccoにとってもまあまあの地獄だと。相当にキツイ。

 

てなわけでございまして、最悪その状況でも落語をやるモチベーションを上げるにはと考えたのがライブ配信でございます。

 

4月に東京のストリートでも少し配信しましたが、今回のように割りとしっかりと告知をして臨むのは初。

 

ライブ配信するなんて相当の緊張感ですが、yucco1人の前で落語する地獄を考えたら配信のがずっとましでございます。

 

そうしていざ開場。

 

すると、お馴染みのお客様がどんどん来てくれるではありませんか!

 

近くの方、更には安城から、名古屋から。

三重県からも来てくださってもうびっくり。

 

完全に誤算、嬉しい誤算です。

 

こんなに来てくれるならライブ配信なんて言わなきゃ良かった、と思わなくもなかったですが告知したからにはやるのが大橋亭でございます。

 

インスタライブ敢行です。

 

今回は独演会なので2本やった方が良いよねとyuccoに言ったら、「1本でいいんじゃない?」と。

 

これはワタクシを気遣う優しさとかではなくて、単純にワタクシの下手くそな落語なんて1本でお腹いっぱい、の「1本でいいんじゃない?」です。

 

きっと志の輔師匠の落語なら10本でも20本でも観たいはずですから。

 

しかしこんな身内の蔑みにもへこたれず2本やります。

 

演目は、まずは「時そば」。

 

夏になるとあえてやりたくなる冬の噺を1本目に。

 

この噺は大橋亭的にはお馴染みなのですが、この度の落語マラソンはお馴染みばかり、同じ噺を繰り返してひたすらブラッシュアップしていくという目的もあるので、敢えて新しい噺はやらないと決めております。

 

ですので何回か披露しますが、そういう狙いでございますのでお付き合いくださればと思います。

 

で、「時そば」です。

 

久しぶりにやったのですが、下手は下手なりになかなか伸び伸びとやれたかなと思っております。うん。

↑「これうどんでしょ!」のシーンだと思います。躍動してますな。

(写真はnanako henmiさんです。)

 

演じてて気持ち良かったです。

 

ただ、見終わった方で、「もっと暴れても良い」みたいな感想もいただいたので、次の噺はもっと行くぞと決意。

 

そして約15分のインターバルをおいて次の噺へ。

 

先月にストアーインファクトリーさんにて初披露した「徂徠豆腐」を。

 

2度目の披露ということとホームでの落語ということで、前回よりも落ち着いて演じることが出来ました。

↑荻生徂徠に再開したときのシーンでしょうか。躍動感ありますな。

(photo by nanako henmi )

 

こちらの噺は本当にワタクシが大好きな噺でやりながら自分で泣きそうになるんですが、今回は観てくださった方から「ぐっときました!」という感想をいくつかいただきまして、本当に嬉しゅうございました。

 

インスタ配信も結構な方に視聴していただきまして、こちらもむっちゃ楽しかったです。

まくらでカメラの向こうをいじる、ということが出来るのが最高でした。

 

そんなわけでございまして、独演会という緊張感の中、思いの外楽しむことが出来て良かった。

 

また29日にやります。

 

この時はポイポイ亭こぶ枝師匠と二人会。

 

もちろんワタクシはインスタライブもします。

これは癖になりそうですな。

 

8月9月と更に続きますので、お時間ある方はぜひお付き合いくださいませ。

 

会場に来てくださった方、そして配信を観てくださった方、本当に貴重なお時間をこの大橋亭に使ってくださったことに御礼を申し上げます。

 

今後ともどうぞよろしくお願い致します。

 

 

いかにして大橋亭トリオはコーヒー屋になったのか。カフェを開きたい方の参考になるかもしれないし、ならないかもしれない。その4。

前回までのあらすじ。

 

栄のおしゃれ美容院に触発された大橋亭はマイホームをDIYすることを熱望。

ついに大須のマンションを購入する・・・

 

 

 

まだ引っ越しは出来ません。

 

最低限、生活出来るレベルまで改装する。

 

当然港区の家賃は発生しつつ大須のローンの返済も始まるためモタモタ出来ません。

無駄な出費を抑えるためスピード勝負。

 

いざDIY 。

 

 

ですが、ちょっと壁を塗装するとかテーブル作るとかそんなもんじゃございません。

 

4LDKの間取りを2LDKに変更し、約30畳のリビングにします。

 

かなり大がかりです。

 

↓解体前

流石に解体は自分達では出来ないのでプロにお願いします。

 

プロは早いですな。

 

↓解体後

 

さあここからが本番です。

 

まずはギャロの部屋から。

 

↓床張り前

↓床張り後

↑結局この床はあまり気に入らず、後から板張りに変えました。

↓キッチンの床張り

↓yuccoも床張り

↓床張り終わって。

↓床張り終わったと思わせて更にその上にテラコッタ張り。by yucco

↓テラコッタ張り終えて業務用シンク設置。

↓そこにステンドグラス。

これは現在のケディにもついてますな。

 

まだまだ改装はつづく。

いかにして大橋亭トリオはコーヒー屋になったのか。カフェを開きたい方の参考になるかもしれないし、ならないかもしれない。その3。

前回までのあらすじ。

 

栄の町を歩いていたら可愛い美容院を発見。

中から出てきた可愛い女性の営業でまんまと予約し、鼻の下をのばしながら髪を切りに行ったら・・・・。

 

 

美容院の中に入ると、スタッフもみんなおしゃれだし、内装も外見同様ぬくもり溢れる素敵な空間。

 

なんというか、体感したことないような感覚で、大橋亭は一瞬にして魅力されてしまったのです。

 

髪を切ってくれる担当の女性に、「素敵なお店ですね」というと、「内装はスタッフで作ったんですよ」という答え。

 

それを聞いた大橋亭はもうびっくり。

 

「こんな素敵な内装、プロじゃなくても出来るんだ・・・」

 

ちょうどその頃は、テレビの「ビフォーアフター」の全盛期。

 

ワタクシたちも、「いつか中古の家を買って匠的な人にリフォームしてもらいたい。」なんて思いながら毎週観ていたのです。

 

しかし。

 

その美容院を見た時に思ったのです。

 

「自分達で出来るかもしれない」と。

 

もともとテレビラックを自作したり、バイクの塗装を自分でやったりと、DIY的なことが好きだった大橋亭が、こういう気持ちになるのも不思議ではなかったのかもしれません。

 

それ以来、「中古の家を買ってDIY!」という気持ちは日に日に高まるばかり。

 

その頃は、結婚して港区の市営住宅住まい。

 

ついに意を決してマイホーム探しを始めます。

 

マンション狙いで見学に。

 

2つ目に見学に行ったのが大須のマンション。

 

100平米もあるのに値段がお手頃。

 

しかも場所が名古屋を代表する観光地の大須。

 

夫婦共々迷いはありませんでした。

 

マイホームという人生の大きなイベントを、2つ目に見学した物件を即決というスピードで終わらせました。

 

こうして一歩、大橋亭はコーヒー屋の道を歩み始めたのでございます。

 

しかしその事はまだ、大橋亭知るよしもございません。

 

つづく。

いかにして大橋亭トリオはコーヒー屋になったのか。カフェを開きたい方の参考になるかもしれないし、ならないかもしれない。その2。

前回のあらすじ。

 

高校を卒業し、冴えない会社員として働く大橋亭。

ツマラナイ日常に苛立ちを覚える、なんてことすらない無知な大橋亭は24歳でyuccoと結婚し、仕事は楽しくないながらも旅行で行った大分の温泉宿の露天風呂で全裸で山に向かって叫んだり、冬ソナで号泣したり、ショッピングにいそしんだりと能天気に日々を過ごしていた。

そしてある日、栄の街をショッピングしながらyuccoとブラブラ歩いていた時に大橋亭の運命を変える小さな小さな出来事が起きるのです・・・・。

 

栄の若宮大通りに程近い道をyuccoとバナナマンの話をしたりしながら歩いていると、ふと可愛らしい外観の建物が目に入ります。

 

周りの洗練された建物とは違う、DIYを楽しむ外国の家のようなぬくもりを感じる佇まい。

 

yuccoと「素敵だねえ」と話していると、その建物の中から一人の女性が駆け寄ってくるではありませんか。

 

「あのう・・・」と話しかけてくるその人。

 

まさか人が出てきて話しかけられるなんて思ってないワタクシたちはちょっと焦りながらも、その人を見て「かわいい」と思っていたに相違ありません。

 

「こっちを見てたので、気になってるのかと思って。良かったら来てください。」

 

と言って渡されたのは美容院のDM。

 

いつもなら、「なんだ!営業かよ!」となるのでしょうが、やはりかわいいというのは武器ですな。

 

10年以上前の話なので細かい内容は覚えておりませんが、「ああ、美容院なんですね!」と言いながら、鼻の下を伸ばして二言三言会話を交わしたと思います。

 

当時は行きつけの美容院もなかったワタクシにとって、オシャレなお店にかわいい店員さんがいる美容院に行かない理由がありません。

 

後日、しっかりと予約を取ってその美容院に行ったのでございます。

 

そう、そしてそれがまさしくワタクシたちの価値観をひっくり返す体験となったのでございます。

 

 

つづく。