世界初だったらいいのに。

ワタクシお店ではスウィーツ担当でございまして。

 

とはいえパティシエではございませんので、辻口さんみたいなものは作れるはずもないわけで。

 

まあそれでも自分なりに一生懸命作ってるわけですよ。

 

それで今はタルトタタンが一押し。

 

難しいものではありませんが、手間が割とかかるんです。

 

だから美味しい。

 

お客様にも好評をいただいております。

 

それでね、調子に乗って、これを更に美味しくしたい!てことで、チョコレートをコーティングしたんですねえ。

 

最初はちょっと固いチョコレートで、もちろんこれはこれで美味しいんですが、食べる時にタタンが崩れるというお声を頂戴しましてね。

 

改良しようということで、このチョコレートを生チョコのコーティングにしたんですよお。

 

そしたらこれがスウーっと切れていい感じ。

 

 

文句なしに美味しくなりましてね。

 

これってもしかして世の中にないんじゃないかなあと調べたらんですよ。

 

「タルトタタン チョコ」というキーワード。

 

そしたら出てきた。

 

「なんだあ、他にあるのか・・・」

 

と落胆しつつ、よく見たら、タルトタタンというお店のチョコ饅頭でした。

 

グーグル先生の2ページ目は開いておりませんが、1ページ目ではこのタルトタタンのチョコがけは見当たりませんでした。

 

よってこれが食べられるのはケディバシュカンのみ。

 

これをこれから推していきたいと思っております。

 

ぜひ皆様お試しあれ。

 

 

 

 

あと2回。

深い意味はありません。

ワタクシのコーヒー店、ケディバシュカンですが、トルコ語で猫社長という意味なんです。

 

で、たまに通りすがりのトルコ人の方が来店されて親しみをこめて店名の由来をお聞きになられるんです。

 

この間なんて、トルコに住んでたという日本語ペラペラのスイス人の方までお越しになりましてね。

 

皆様興味深々なんですよ。

 

それはそうでしょう。

 

この日本でトルコ語の店名なんてトルコ料理のお店くらいしかない。(確認はしておりません。)

 

で、答えるんです。

 

「うちは猫が社長なので、猫社長。それを外国の言葉で探したらなんとなく音が良いのがトルコ語だったんです。ですからうちの店にはトルコ料理もなければトルコの雑貨もないし、トルココーヒーもありません。そしてもちろんトルコにも行ったことないですし、トルコのこともほとんど知りません。すいません。」

 

と最後にはなんとなく申し訳なくなって苦笑いで謝っているんですよ。

 

謝る必要も別にないんですがなんとなくね。

 

大体その時のリアクションは、「ああ・・・」みたいな、寂しいような拍子抜けしたような感じで。

 

いやあ、そんな寂しい顔されても困るなあ、なんて思うんですが、考えてみればそりゃそうだよね。

 

例えばどこかのお店の名前が「吐息でネット」で、付けた人がナンノ好きじゃなかったら「ああ・・・」って反応になるもんね。

 

まあでもそういうわけですので、前情報としてあらかじめこちらに書いておきます。

 

よろしくお願いいたします。

 

あと3回。

つよがりじゃないよ。

年末が少しづつ近づいております。

 

連休に入る方もちらほらいらして、日々の仕事のストレスをしばし忘れられるとあって嬉しそうですな。

 

ほんとにもう「浮かれている。」という表現がぴったりなほど。

 

 

かくいうワタクシは何を隠そう31日までコーヒーを淹れております。

 

元日、2日は定休日。

 

これは正月休みということではなく、たまたま第1月曜と火曜日の従来の定休日にはまっただけなんですよ。

 

そういうわけでございますから、実質正月休み、というものはございません。

 

「大変ですねえ。」と言ってくださる方もいらっしゃるんですが、そんなことはありません。

 

これが当たり前ですし、なんといってもお店をやっていることがアトラクションみたいなもんですからね。

 

いろんなことがありますよ、お店やってると。

 

ドキドキワクワクしっぱなし。

 

そのスリルたるやディズニーランドのビッグサンダーマウンテンなんて比じゃありません。

 

遊んでる、とまでは言いませんが、まあ似たようなものです。

 

これはホントにつよがりではなくて、連休以上の充足感をワタクシたちは感じているんです。

 

そんなわけで、31日まであいもかわらず店に立っております。

 

ちょっと遠くの方も、この機会にぜひ常滑まで遊びにきてください。

 

 

あと4回。

攻撃こそ最大の防御、ってことです。

ワタクシ大橋亭、今年が厄年なんですね。

 

厄年、ってなんだかややこしくないですか?

 

男性の厄年、本厄は42歳で、ワタクシ51年生まれですから実際2017年の時点で41歳なんです。

 

それがなぜこうなるか、と言うと、厄年は「数え年」で見るんだそうです。

 

あ、知ってましたか?

 

ちなみに数え年は何かと言うと、母親の胎内にいるときから生きているという考え方で、生まれたときに1歳で考えるっものだそうです。

 

あ、誰でも知ってますか?

 

で、ワタクシ今まで一度も厄年を気にしたことがない。

 

25歳の時もなにもしておりませんし、今年の翻訳も去年の前厄もなにもしておりません。

 

特別何か悪いことがあったわけでもないし、むしろ今年は結構良い年だったなあと感じているくらいのものでして。

 

しかしね、自分で商売をしているとなんとなく気になるんでしょうな、yuccoが厄払いに行こうと言うんです。

 

うん、確かにね、調子がいいなあというときほど気をつけろということもある。

 

それに、厄払いにいくことによって奥さんが安心してくれるなら安いもんですしね。

 

もし何かあったら延々と「厄払い行かないから!」と言われることを思えば絶対行ったほうがいい。

 

うん、そんなわけで近いうちに厄払いに行くことをここに宣言いたします。

 

あと5回。

本末転倒の本末が転倒しちゃったてきな。

えー、昨日の落語のまくらがアドリブだった、という話をしましたがそのことをひとつ。

 

ワタクシ普段は割とまくらも考えるんです。

 

考えたとおりにバッチリ!ということは性格的にできないんですが、大枠は決めるんです。

 

しかしここ最近はオフもほぼほぼ仕事の絡みで動いておりましてなかなか考えられなかったんですな。

 

ワタクシが落語をやっているのは、演じることが楽しいということはもちろんですが、「コーヒー屋が落語をやる」、というところの面白さでケディを知っていただくという広告的な役割も担っているのであります。

 

その効果があって、かどうかは分かりませんが今年の後半は結構お店のほうが忙しく、落語の方にあまり力を注げないようなところもあって新しい演目を覚えたりもなかなか出来ないような状況だったんですよ。

 

本来の落語をやって仕事に繋げるという目的は叶っている、しかしそれによって落語に費やす時間が減るという逆本末転倒な感じになっていて、嬉しいのに悲しい、みたいなのが今の状況なわけですな。

 

そんなわけでですね、できれば来年はもっとね、落語に費やす時間を作れるような環境を作りたいなあと思っておる大橋亭なのでありました。

 

あと6回。