好きなものは好きと言える気持ちを抱き締めてたい。

昨日はストアーインファクトリーさんにて出張コーヒー&落語でしたー。

なかなかキチンと落語を覚える、ということが苦手なワタクシは、ざっくり覚えてあとはアドリブ的にやっちゃうのです。

しかしいい加減このやり方は辞めてちゃんと覚えよう!と決めて望んだ今回の落語でしたが、結局そうはいかず今まで通りになりました。

が、まずまずだったのではないかと思っております。自分に甘い。

今回の演目は前回と同じ「一眼国」。

今ではあまりやられてない演目のようです。

想像するに、いろいろ規制の多い現代には問題が多いんだろうなと思います。(気になる方は調べてね。)

しかしそこはアマチュアのいいとこ。

露出が少ない分、やれちゃうんですねー。

ワタクシ、話が面白ろければ、とにかくやってみます。怒られるまで。

 

そんなこんなで、価値観や常識が立場で変わる、という話で、非常にワタクシは好き。

まくらではカフェあるあるを話して日頃感じていることを話せてスッキリ。

割りとまくらでは普段の考えを話すので、気になる方はまたぜひ次回お越しくださいませ。

いろいろ書きたいのですが、とにかく今眠いので、寝ます。

お休みなさい。

素敵な場所での恒例のコーヒー&落語でございます。

今週も先週に引き続き台風でした。

どうなってるの。

しかしまあ自然には勝てません。

じっと耐えるのみ、です。

 

いよいよ明日はストアーインファクトリーさんにて出張コーヒー&落語です。

http://www.storeinfactory.com

大きな倉庫に圧倒的物量のアンティーク。

なんとなくノスタルジックな気分と、宝探しをしているようなワクワクした気持ちが入り雑じった不思議な感覚。時間がゆっくり流れ、日々の喧騒から解き放たれて、心がすーっと軽くなる。

そんな空間で飲むコーヒーは、より一層心に優しく染み渡り、えもいわれぬ幸福感をもたらしてくれるでしょう。

あとは何種類かスイーツもご用意しております。

ブルーチーズタルトにかぼちゃブラウニー、かぼちゃプリンのショートケーキ等々。

そしてコーヒーはファクトリーさんをイメージしたブレンドを用意。

四種類の豆をブレンドし、コク、甘味、酸味が複雑に絡み合った奥深い味わいになっております。

ファクトリーさんオリジナルパッケージのドリップバッグもあります。お土産にもどうぞ。

 

そしていよいよ19時半から大橋亭の落語。

演目はまだわかりません。

とにかく頑張ります!

素晴らしい空間での落語。ワタクシも非常に楽しみです。

お時間あるかたないかたも、ぜひよろしくお願いいたします。

報われた気がした41の夜。2。

そんなこんなでトリオさんのライブ。

会場に入り、グッズの売り場にケディのドリップバッグが並んでおりまして、お客様が順番にお買い求めてくださっております。

なんなら売り場に立って売り込みしようと息巻いてた割には怖じ気づいて、そそくさとやり過ごし一番後ろの席へ。

上京した田舎者よろしくキョロキョロしながら開演までしばし待っていると、トリオさんの事務所の社長さんが「コーヒー売り切れましたよ。」と教えてくださいました。

ほんの短い時間で売りきれ!

トリオさんパワー恐るべし。

売れ残ったらどうしようという不安を早々に解消し、ホッと胸を撫で下ろします。

落語であれば、「ウケたら噺家のおかげ、スベったら客のせい。」なんてことも言うようですが、この場合はそうはいきません。

「完売したらトリオさんのおかげ、売れ残ったら大橋亭のせい。」なのです。そういうもんです。

さあいよいよトリオさん登場。

相変わらず王子様のようです。

女子も男子もウットリしております。

ワタクシはと言えば、トリオさんの歌を聴きながら、今ここに座っていられる喜びを噛み締めると同時に、なんだか悔しいような情けないような、いろんな感情が入り雑じった心持ちでございました。

圧倒的なプロの仕事を前にし、まだまだ発展途上の自分を比べて落ち込むのです。

音楽でこれだけ多くの人に生きる希望や幸福感を与えている。

それに比べてなんとちっぽけな自分。

しかし落ち込むと同時に、情けない気持ちになれる環境に今いる、ということのありがたみも強く感じているのです。

一年前には全くなかった状況。

去年までのワタクシはホントに小さな小さな世界で生きていたのです。

外の世界を見ることを拒み、ただただ自分の店という小さな世界でのみ生きておりました。

それは痛みもない代わりに、大きく成長する機会を失うということなのです。

そこに気づき軌道修正を重ねて今ここにいる。

とまあ、そんな結構ややこしい感情でもってライブを観賞していた訳ですが、改めて書いてるとなんか鬱陶しいですな。ごちゃごちゃ考えず楽しめ!と今言いたい。

そんでもって、他にも抽選会があったりバンドメンバーが観客席まで出てきて演奏してくれたりと、グッと近い距離感で楽しめる素敵なイベントでございました。

こちらは大橋トリオさんのファンクラブ、「カフェプレタポルテ」に入会すれば観られるかもしれませんので、ぜひ皆様も入ってみては以下でしょうか。

http://www.cafepretaporter.com

最後にトリオさんにご挨拶。

やっぱり気さくで素敵な方でした。

また機会があればぜひやりたいなあ。

 

 

 

 

 

なんとなく報われた気がした41の夜。1。

雨がすごい。

週末にまたまた台風来るっぽいですが、10月ってこんな季節だったかどうかすらもうよくわかりません。

 

先週の20日、大橋亭、またまた大橋トリオさんとお会いできました。

京都のファンクラブ公演。

素敵な京都文化博物館というところ。

http://www.bunpaku.or.jp

天井が高く、何様式というのかワタクシ詳しくないのでわかりませんが、なんとも美しい造形の建物で、「ああ、こんなところで落語出来たらどれだけ素敵だろう。」などと身の程知らずな戯れ言を心のなかで呟く大橋亭。とにかく素敵。

そして今回訪れたきっかけは、なんとトリオさんからコーヒーのドリップバッグを注文していただいたことであります。

なんともこんな形でご一緒させていただけるなんて、落語始めた時には想像すらしておりませんでした。

なんといいますか、風が吹いたら桶屋が儲かる的な、そんな棚ぼた的な出来事でございまして、ほんとにもう今の僕なら言ってもいでしょう。

「無駄な事なんてない」、と。

「コーヒー屋が落語なんて!」と、後ろ指を指されながら、「コーヒー屋オンリー」、に後ろ髪を引かれつつ落語を選んだ、秋元康的あの頃の自分に今、「間違ってないぞ。」と伝えたい。

雨後の竹の子のごとく出てくるコーヒー屋さん。

百花繚乱、くんずほぐれつ、繰り返される下克上。

そんなコーヒーの世界では「美味しい」なんて当たり前。当たり前田のクラッカー。

とにかく他とは一線を画す、他にはない武器が必要なのです。

もちろん「自分らしい」もので。

それが人前で話すことが好きで、とにかく目立ちたがり屋のワタクシにとって「落語」はまさしくそれだったのでございます。

そんなこんなで下手なりに一年以上経ちました。

それがこんな形でもって報われたのはとにかく嬉しい。

いやあ、落語って、ほんとに良いもんですね!

続く。

自分に無駄なテンションをかけることは無駄ではないのです。

お久しぶりーふでございます。

ちょっと前ですが、今月15日にケディバシュカンにて落語でした。

一緒に出演してくれたポイポイ亭こぶ枝師匠、福山亭抹茶春師匠、お疲れ様でございました。

そして飛び入りで鍵盤クラシックポップスグループ「フライングドクター」さんも参加してくださり大盛り上がりでございました。

ありがとうございました。

いやー、しかし今回も涙涙の落語会でしたねー。

ある意味、日常において落語するという行為は必要ないでしょう。

こぶ枝師匠は仕事、子育てにボクシングがあります。

抹茶春師匠は仕事にほにゃららに音楽活動。

それぞれに忙しい日常の中で、やらなくていい事に情熱を注ぐ。

そしてきちんと人前で演じられるものに仕上げてくるのです。すごい。

そしてこういう人は、一見無駄だと思える行為にきちんと意味を見いだし自分の糧にしているのです。

まずはこぶ枝師匠、演目は桂三度師匠のネタというマニアックなチョイス。

途中ちょっと詰まる場面があり、ワタクシもタオルを投げようかと思案しながらしばし様子をみる。

しかし持ち前の根性で打破。再び噺に。

ここにワタクシはこぶ枝師匠の生きていく人間力を見た気がしたのです。

きっとこの気迫と好奇心で、この人はこの先も道を切り開いていくだろうことを、ワタクシは座布団という宇宙にたゆたうこぶ枝師匠を見て確信したのであります。

そして初参戦の抹茶春師匠。

ネタは「猫の皿」。

まくらから全開。

派手さはない、しかし細かなくすぐりで確実に笑いを取ります。

爆笑も聞こえる程で、座布団の上で躍動する抹茶春師匠の姿に、何故かワタクシはメジャー一年目のイチロー選手の姿を重ね合わせておりました。

バンド活動でMCに命をかけ、確実に噺家としての自力を蓄えていた抹茶春師匠。

長年積み重ねた語り口は、落語という新たなフィールドにおいてさえ輝きを失うことはなく生き生きとしており、細い体でメジャーに通じるのかという周囲の不安を余所にヒットを量産したイチローのごとく輝いておりました。

溢れる才能を目の当たりにし嫉妬を感じるでもなく、とにかく新たな才能を見いだした自分が誇らしく、嬉しい気持ちでいっぱいでございました。

 

そしたフラドクさん。

文句なしの技術で相変わらず素晴らしい演奏を見せてくれました。

無茶なタイムテーブルにも嫌な顔をせず100%のパフォーマンスを発揮する。

見ていてワクワクして、楽しい気持ちになるステージはさすがでございました。

 

この日見たけしきをまた見たい。

もっとたくさんの方に見せたい。

そんな1日でございました。

落語はまたこのメンバーでやります。いつか。

そしてフラドクさんは11/5に新舞子のリマさんでライブ。

ワタクシもコーヒー淹れます。

とにかく楽しいことを追及していきたい。

皆様もぜひお付き合いくださいませ。