落語って、本当に人生を味わい深くしてくれるなあ、という話。

昨日は赤穂浪士の討ち入りの日だったようで。
今まで忠臣蔵って知ってるようで知らないお話でしたが、ふとしたことで興味を持った次第です。
そのふとしたきっかけ。それはやはり志の輔師匠の落語。

今まで忠臣蔵は歌舞伎や講談では語られてきたんですが、落語で忠臣蔵ってのはあんまりない。
それは志の輔師匠曰く、落語っていうのは基本的に人間の欲や駄目な部分を面白おかしく描き、それを「人間てのはしょうがないなあ」と愛を持って受け入れるもので、あまりに男気のある忠臣蔵は落語には似合わないから、というようなことでございます。
そんな常識を覆すべく立ち上がったのが志の輔師匠。岡野金右衛門が吉良邸の図面を手に入れる場面を切り取り、見事な落語を披露してくれます。
それが「忠臣ぐらっ」。

https://m.youtube.com/?reload=7&rdm=2cg9d046j#/watch?v=aGLNy-NMT4g

やはり誰もやらないものに挑戦し、そして見事に笑いに昇華させる志の輔師匠の心意気に憧れます。芸を志す者ならこの気概が無くてはいけないよね。素敵。

そいでもってもう1つ、志の輔師匠の「中村仲蔵」。
これがまた素晴らしい。
忠臣蔵を題材にした歌舞伎を演じる役者の噺。
とにかく素晴らしい。
生で一度拝見したいと願う演目です。

まあそんな訳で、落語を通してちょっぴり忠臣蔵を好きになった次第でして、落語ってのはつくづく人生に深みを与えてくれます。

やむなくこのままで。

塩系男子で思いだしましたけど、男の人の髭って女の人にかなり人気が無いらしいですね。むさ苦しいとかチクチクするとか不潔っぽいとか。

塩系男子は薄い顔らしいんですね。芸能人では加瀬亮、瑛太、松山ケンイチなどなど。西島秀俊とか浅野忠信とかも入ってたのがよくわかりませんが、まあそうらしいです。ワタクシみたいな髭メガネは何系なんでしょう。ホワイトソースかタルタルソースかなんかでしょうか。とにかく女性はつるんとした男性が好み、という方が多いらしいということです。

そうは言ってもワタクシの憧れの人はヴィンセントギャロにオダギリジョー、ジョニーデップにリリーフランキーですから。全部髭の人ですからしょうがない。

それに髭の理由はなんとなく雰囲気が良く見える、という錯覚を利用したいというのもあります。

ですから人気は欲しいですが、憧れと錯覚という観点からもうしばらくこのまま髭メガネでいこうと思います。

 

流行に敏感なのがオシャレではなく、夏でも革ジャンしか着ない!っていうこだわりの方が素敵なわけで。

朝のラジオで聞きなれない言葉が。

“塩系インテリア”

なんだかよくわかりませんが、男の顔も塩系が人気らしいです。面倒くさいのでググってください。

 

で、塩系インテリアですが、僕なりに解釈して簡単に言うと、壁などの全体を白ベースに、雑貨などのアイテムに黒をポイントにもってくる。アンティークやアイアン、そして植物のグリーンでシンプルかつ男らしさを演出する、という感じでしょうか。今流行りのブルックリンのテイストも塩系、なんですかねー。カラフルなものを入れるのは厳禁、だそうです。

〇〇系とかとにかくいろいろ新しいものが出てきます。

こんなのが流行りです、とかなんとか。

でもこんなこといちいち流行りとかなんとか言うとそうじゃない趣味の人は流行遅れとかなんとか言われるのでしょうか。

そもそも流行に乗ること自体が恥ずかしいことなんで、乗るにしても、そっと乗らないと。ちょっと恥ずかしそうに。コッソリ乗って、人に見つかったら「ちょっと乗っちゃった!てへっ!」みたいな感じで恥じらいを見せて欲しい。流行ってそういうものじゃないんですか?

 

ちなみにワタクシの城のコーヒー屋の中は、ピンクに紫に緑にターコイズブルー、雑貨はガチャガチャでシンプルとは程遠い。

究極のオシャレは何も出すものがなくなったときではなく、何も引くものがなくなったときだ、なんて言います。

確かに同感する部分もある。

でも実際、足して足して、トータルでバランスとれてかっこいいてのはすごい。引いて引いてシンプルにカッコよくなんて、足して足してより簡単だ。引いて引いてカッコいいのは、散々足して足してのオシャレを経た人がたどり着く境地だと思う。僕らはまだまだゴチャゴチャしたいからシンプルのラインに行ってないけど、シンプルに舵を切っても僕らはカッコいいものが出来ますよ、きっと。

 

それはさておき、結局一番かっいいのは時代に流されず自分のスタイルを持っている人。そこを目指さないと。

ちなみに、ゴチャゴチャしてシンプルとは程遠いインテリア、赤味噌インテリアの流行はいつ来るのでしょう。早く来い。

今年の漢字はなんでしょう。

今年の漢字が発表されたようで。

今年は「金」。

オリンピック、舛添さんの政治資金問題、そしてまたまたピコ太郎で金の衣装などなど。

まずはオリンピック。

とにかくオリンピックは僕は本当にどうでも良いと思っていて、なにが面白いのかわからない。リオオリンピックも全く観てないので、誰がメダル取ったとか知りません。

こういうこというと非国民だと言われそうですが、普段から体操だ柔道だレスリングだとまるで興味がないのに急にオリンピックだからって観ろ!というのは無理というもの。大体ワールドカップとかも全然興味がありません。あの一体感、ついていけません。

 

舛添さんはせこい。でも新しい都知事を選ぶ選挙で何億だか何十億だかお金がかかるってことになると、なんだかなあと思っておりました。

ピコ太郎は・・・まあいいか。

 

そんなわけで自分の今年の漢字はなんでしょう。

いろいろ変化したので「変」も良いですが、ここはやっぱり「落」でしょう。

今年の僕にとっては落語に出会ったのが本当に大きい。それがなかったらどうなってたんだろうと思うと怖いくらいなもんで。本当に今は生きがいになってますな。

あとはいろいろ垢を「落」としましたね、今年は。

特に人間関係。かなりさっぱりさせました。

ストレスが大きいのに、いろんなしがらみやなにやらで無理していたものを諦める。これによって不安もありますが、何かをなくせば新しいものが入ってくる余地が出来る。

未来はきっと明るい。

そう信じて。

結果がすべてです。

こないだテレビ見てたらピコ太郎さんのニューアルバムのCMがやってました。

全20曲収録だとかなんとか言ってましたけど、すごい。

まあ僕的にはピコ太郎さんて面白いとか面白くないとかは別の話として、やはりあれだけ話題になったのがすごいなあと思うのです。

面白くないとかなんとか言う人もいるけど、あれだけ売れるともうそこじゃない。売れたというところで評価するしかないのです。

むしろ問題は、ああいったものを面白いといって真似したりする人。ああいったものを面白いと思う感性。ジャスティンビーバーが面白いと言ったからって自分も同じように面白いと思っていいわけじゃないぞと。何かで登りつめた人の感覚と自分の感覚が同じだと思ったらいけません。あなたにはもっと他に良いと思わなければいけないものがあります。まずはそこの感性を磨いてからピコ太郎を面白いと言いなさい、という話です。

僕はピコ太郎さんはすごいとは思ってますが面白いとは思ってないので、とうていジャスティンビーバーには及ばないのは言うまでもありません。

それにしても、ピコ太郎さんのニューアルバム、買う人はどれぐらいいるのでしょう。オリコンが楽しみです。